演劇

「機械」の終演と26歳

     

どうも、りんこと吉田光です。

昨日で、千歳船橋のAPOCシアターにて行われました一人芝居フェスティバル「APOFES2019」が無事終了となりました。

多くの方に見守られましたこのフェスも無事成功となりました。
お越しいただいた皆様、またお越しいただけずとも応援していただいた皆様、誠にありがとうございました。

機械を終えて

横光利一の小説「機械」を舞台で演じることは、一つのやりたいこととしてずっと温めていたことでした。
こうして世に形として出せたことは、本当にありがたいことでした。
こういった機会がなければ一生温めていたことでしょう。

徹頭徹尾、一人で演出をして演技をする。
これは本当に大変なことでした。形として成り立たせることはできるとしても、そこに中身を入れるためにはやはり継続的な鍛錬と追及が必要なのです。
独りでそれを実現するには、正直言って少々力不足だったと痛感しております。だけれども、機械という小説の難解さと私自身のこだわりゆえに、一人で成し遂げてみたいという欲求を突き通した結果でもありました。

お世話になっている方の一人から「独りでやるのは本当に鍛えられるから、やってよかったね」と言ってくれました。その方はミュージシャンで、月一のワンマンライブを1年継続された方です。「確かになあ」と思わず返答。
ここまで一人で設計し一人で演技をするのは初めてのことで、確かに鍛えられた感じがしました。うん、今ならなんでもできそうな気がします(笑)

ま、一人ひとりと騒いでおりますが、実際にはAPOFESに携わるいろんな方々が手伝ってくれたので、決して一人だけで実現できたものではありません。プロデューサーの猪俣さんをはじめとするいろんなスタッフの方々がいてこそのものでした。
この場で御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

25歳の終わりと26歳の始まり

1月27日が私の誕生日です。
機械の楽日は誕生日前日でした。機械が全て終わって家に帰ると、25歳の思い出が走馬灯のようにめぐりました。死ぬみたいな言い方ですけど、死んでません(笑)

振り返ってみると、25歳はまさしく挑戦の年だったなと実感しました。
「いろいろと遊んでやる!」と決めてはいたのですが、やっぱり根っこの真面目さは中々覆ることがなくてですね。結局表現という軸からぶれることはありませんでした。

いろんなことをしましたが、やっぱり自分は「役者になる」と決めた自分の誓いから目を背けることはできないようです。あんなにきつい思いをしたのにもかかわらず、めげることなく突き進む自分の浅ましさに笑ってしまいますが、なんとなく誇らしくも感じるようになりました。

絶対に自分の為したいことで生きていく。そういう思いが一段と強くなったのが、私の25歳です。
ここら辺が私の人生において、一つのターニングポイントなんでしょう。

このターニングポイントをどのように活かしていくのかは、まあ今後にご期待ください。

退屈はさせません。

改めまして…

独り芝居「機械」に関しまして、関係者の方・応援してくださった方、誠にありがとうございました。
改めて御礼申し上げます。

因みに、「機械」は今後もやり続けたいと重いッております。次は東京では、ないような気がしますねえ…!

次はネットシネマフェスティバルに本腰を入れていきます。そろそろ撮影も開始されますしねえ…!!

26歳になって、よりいっそう励んでいきたいと思います。
よろしくお願い致します。