どうも、りんこと吉田光です。
めっきり秋になりやがって、コンチクショーって感じです。
暑いの好きなんで、この時期から憂鬱になります。ほんと勘弁してくれ。
さて、先日インプロクラウンのワークショップを受けに行ったので、その感想を書こうかなと思います。
中々こういった、「演劇のワークショップに行った」なんて感想をブログに書くことはなかったんですが、ちょっといろいろと思うことがあったので綴ってみます。
インプロクラウンとは?
インプロは「即興」のことを指します。
クラウンは「赤鼻の道化師」を指します。
要するに、即興で人を笑かすことのワークショップです。
「笑わせるって、それって芸人寄りでは?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。まぁ芸人さんも学んだ方がいいとも思うんですがね。
なぜ私がこれを学ぼうかと思ったか。それは「落ち着いて舞台に立つのって物凄く難しい」からです。
私はそれなりの回数、人前に立ってきました。
ただ、本当に落ち着いて人前に立てるようになったのは本当に最近です。ここ1,2年の話だと思います。
人前に立つとどうしても、「お客さんにいいとこ見せないと」とか「何かしなければ飽きられてしまう」とか考えたりする事が多くありました。
「良いものを見せないと」という、ちょっとしたカッコつけの意識、なんとなくわかりますかね。
ただ、カッコつけたところで、お客さんと対話できているかと言われると、実は結構微妙だったりするんですよね。
クラウンの神髄はここにあります。舞台に立ち、お客さんとコミュニケーションを取りながら、お客さんの期待することをしていき、笑いを取っていく。
なので、「面白いネタ」は必要ありません。必要なのは「自分が人前に立っていい」と心底から思える実感。
それを自己完結的に取っていくのではなく、お客さんと対話しながら、お客さんの望むことをしていきながら、その実感を得ていきます。
クラウンのワークにおいて、お客さんが笑ったときお客さんとつながれた証になります。
演劇のワークって、基準があいまいなんですよ。「感動」とか「いい芝居」とか、基準があいまいなんですよね。
だけどクラウンは明確に「笑い」というのが基準にあるので、「お客さんが笑ったか否か」という明確な基準があります。
だからこそ、明確な成功と失敗の判断ラインがあります。これが私にとって超新鮮でした。
明確な成功/失敗のラインがあるからこそ、失敗したときに大きな学びになります。
「お客さんと対話ができなかったのはなぜか」
「あの時お客さんが笑わなかったのはなぜか」
嫌が応にも突き付けられるので、いやが応にも考えさせられます。
「あれやったの失敗だったなぁ」ってのが馬鹿みたいに帰ってきます。
いやほんと、お芝居関連のワークショップでこれ新鮮なんですよ。明確な成功と失敗の境界があることが。
んで、要はどうだったの?
超楽しかったです。
てか、最近やばい。人前に立つ喜びがヤバい。どんだけだよ俺。どんだけ芝居してぇんだよ。馬鹿か俺は。
クラウンの公演があります(私出ないけど)
そんなわけで私は出ませんが、12月の初めにクラウンの公演があります。
お笑いとかそういう次元ではない、「ただそこに人がいるだけで面白い」という独特なエンタメを提供してくれます。
一度足を運んでみては?
インプロ×クラウン公演
「Happiness」
インプロは「即興芝居」です。
インプロは、パートナーと協力し、演じながら、即興で物語を創ります。
クラウンは「赤鼻の道化師」です。
クラウンは、お客さんの笑い、笑顔、幸せのために舞台上で生きます。
この公演では、これら2つをコラボさせ、
お客さんの笑い、笑顔、幸せのための時間、空間、物語を、即興で創り上げるショーをお届けします!
「笑い」はとても深くて、探求しがいのあるものです。
面白くて笑う、失敗して笑う、愛くるしくて笑う、幸せ過ぎて笑う…
いろんな種類の「笑い」が、世の中に存在します。
そして、全ての種類の「笑い」が、このショーには詰め込まれます。
「笑い」とは何か?「Happiness」とは何か?
味わいに来てください。
【日時】
2019年12月1日(日)14:00/18:00
※開場は30分前です。
※上演時間は、約60分を予定しています。
【場所】
i Rego Garage(荻窪駅南口から徒歩1分)
【料金】
2000円
【出演者】
14:00
あさみゆうき、伊藤龍樹、こーま、坂山熙、なかむらなおき、八田浩禄、福本桜、村田奈央、ゆうすけ
18:00
荒木秀典、かわいのりお、こばん、田中麻衣花、はる、福原佑樹、ミント、やま
【予約】
https://www.quartet-online.net/ticket/happiness