吉田の体験話

「去年と同じ景色を見ている」ことに絶望したときの話

     

どうも、りんこと吉田光です。

前回の記事にてちょいと触れましたが、「一年前のあの時よりかは成長した」ということについて触れたいと思います。

去年と全く同じ景色を見たことはあるか

さて、一つお聞きしたいのですが、これを読んでいるあなたは「去年と全く同じ景色を見たことがある」でしょうか。

それは同じ道、それは

  • 仕事の通勤・退勤の時の道
  • 稽古場に向かうときの道
  • 学校の通学路
  • よくいく旅行先
  • 帰省するときの旅路

などなど。まぁ道なんて様々ですよね。

ですけどまぁ、同じ道でも自分自身が変わっていれば、どこか違う景色に見えるものですよね。

それなのに、1年前に見えていた景色が、今全く同じ景色が目の前に広がっていたことは、あなたはありますでしょうか。

私はありました。
そしてそれに対して「畜生」と思ってました。

当時勤務していたバイトへ向かう道

それは、私が大学を卒業した後に働いていた、某ホテルの宴会場に向かう途中の道でした。

そのバイト先ではかなりの頻度で働かせていただいてまして、お世話になってました。
今でも私が働きに出るときは、その宴会場での経験が結構助けになることが多いです。

働き始めたのが大学を卒業した年、2015年の11月です。

そのバイト先に行く途中の道で見た景色が、「一年前に見た景色と同じだ」と感じてしまったのが翌年、2016年の11月。

基本的に私は「初めてのこと」とか「始まり」に関することは割と覚えている方で、そのバイト先もいつから働き始めたのか、というのは記憶していました。
だから、「あぁ、去年のこの時期だな」と気づいたのです。

その時、悔しくて悔しくて、無性に泣きたくなりました。

「なんだ、俺、変わってねぇじゃん。成長できてないじゃん」

こう思ったのです。

生活を変えたくて焦っていた時期

私は高校時代、自身が通っていた校舎を「牢獄みたいだな」と感じたことが山ほどありました。

なんか無意識に、色んな拘束感・閉塞感みたいな、やってはいけない何かが多かったような気がしていました。

そしてそれらに対して嫌悪感を抱いてました。

高校時代は楽しくなかった、なんてことは決してなく、私としてはかなり楽しんでた方だとは思うんですけども、それでもそんな風に感じていました。

大学生が楽しかったのは、全部自分で自分を変えられたからでした。
より自分を楽しく変えられたのは、本当に楽しかったです。自分が、自分たちがそれを成しえたという事実が、何よりも嬉しく、宝物でした。

それが社会人になって、全然お金がなくて、むしろどんどん厳しくなっていって、これから良くなる兆しもまるでなかったあの時期は、本当に絶望でした。

楽しいことを、やりたかったことをやっているはずなのに、それでも目の前は真っ暗で。
もがいてももがいても、目の前に光が差すことははなかった、あの時期。

辛かったですね。

まぁこの不安や悩みが別の悲劇を生むのですが、それはまた別のお話。

まぁそんなわけでこの絶望から、翌年同じ景色を見ないように、「1年前よりかは変わったかな」と思えるように生きることを、無意識的に心がけるようになりました

良くも悪くも、違う景色を見ている

それからというものの、毎年違う景色を見るようになりました。

色々あって家族の前で大号泣しながら謝ったり、
一人暮らししなきゃいけなくて無我夢中で職を探して何とかこぎつけたり、
芝居を辞めるか瀬戸際までたち悩んだり、
HSPに出会って活動を始めたり、
長年抱いてた「機械」の独り芝居をしたり、
吉野さんから舞台に誘われたり、
まさかのタイミングで仕事を辞める羽目になったり、
まさかAbemaTVに出演したり、
武田友紀さんとイベントやったり、

まぁ、その絶望を抱いてから本当にいろんなことがありました。
今見えている景色は、以前見ていた景色とは大分異なるものになっています。

だけど、前よりかは光が見えているんじゃないかなと、そう思います。

なんでまぁ、吉田光は大丈夫でしょう!多分!(笑)

いやぁしかし、最近、頭の中を全部ブログないし動画にして出すという決まりをしていますが、どうなんかな、面白いのかな(笑)

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