どうも、りんこと吉田光です。
最近どうも、吉田の思っていることや考えていること、経験した話をしたらこのブログのアクセス数が潤うのではないか、という妄想に駆られています。
だから、しっかりと書いてます(笑)
さて、今回は私の人生の失敗談を語ろうと思います。
とにかく不安だらけだった22歳・23歳
今振り返っても、よくもまぁフリーターなんてやろうと思ったなと、つくづく自分に呆れます(笑)
このブログでもちらっと言ったのですが、私は高校の演劇部に入って舞台に立つうちに、役者として身を立てていくことを決めていました。
なのでハナから就活する気なんてなく、実際大学四年生になっても就活せずにやっていきました。
なんて言うと、まぁかっこいいとか思われるかもしれませんがね、実際はそんなかっこいい話なんてものじゃとてもじゃありません(笑)
結論から言うと親のすねかじり。
実家に住み着き、バイトをして、芝居の稽古・ワークショップをする。
でもバイトも自分の食い扶持を稼げるほどはなく…そんな生活でした。
ぶっちゃけ恥ずかしいですね。まぁ事実なんでしょうがありませんが。
そんな中で当時の吉田青年はどうだったかというと、「このままじゃヤベえ」としっかり危機を感じていました。
ちゃんと危機を感じているだけ、かなりマシな方だとは思っています。
とはいえ、お金を稼げる手段なんてバイトしかない状況。
やりたいお芝居をやればやるほどお金が減っていく現実。
これが売れない俳優の現実です。
そこで吉田青年は、<少ない時間でお金を稼げる手段>、そして<俳優としての仕事がもらえる環境>、この二つを求めました。
「えっ、それって…」とお思いの方。まぁ、予感は当たってますよ。
借金を背負う
結論から言うと借金を背負いました。
あーあ。
まず何に手を出したかというと、情報商材です。
バイト先の同僚から誘われて、手を出したんですねーこれが。
どんなやつかの詳細は流石に言えませんが、事前に言っておくとマルチ商法的なやつじゃないですよ。
MLMやネットワークビジネスは大嫌いです。しっかりとした理由があって嫌いだし、役者はそんなことやる余裕なんてないと思ってます。
それとはちょっと違うやつです。
もう一つは、ちょっと怪しい感じの演技スクールに通うためのレッスン費です。
オーディション制でしたが、なんか通りまして。
高額のレッスン費のために少なくない額のローンを組む形になりました。
やっぱり「オーディションを通った」みたいな事実が、承認欲求が多少なりとも満されちゃうんですよね。
「受かったんだ…ここでならもしかして…」みたいな感じで。心の隙間が埋まる感じで。
どっかで舞い上がっちゃうというか。
怖いところやで、ホンマに。
通っていくうちにレッスンの内容とか、これほんとに今後活かせるんかなとか色々と疑問に思い、途中でやめました。
幸いなことは途中でやめられたことですね。
そして途中でやめて受けていないレッスン費の払い戻しもありました。
ここら辺は常識の範囲内で本当に良かったと思っています。
※マジで気を付けてほしいのが、途中でやめること、払い戻しも許さないところもあります。
契約書とかは穴が開くほどに読みましょう。
ただ、結局残ったのは、それでも少なくない額の借金でした。
家族の前で大号泣しながら暴露する
流石に疑問に思った家族が「何があった」と迫られるようになり、両親の前で借金を背負ったことを告白しました。
いやぁ、マジで情けないでやんの。
「役者になる」って大見え切ったのにこの体たらく。
本当に情けなくて情けなくてたまりませんでした。
情けなさ過ぎて大泣きしました。
2016年の年末だったなぁ。
今思い返しても心がチクリとする出来事です。
腐らずに生きていく
結局借金は、新しいバイト先でちゃんと働いて、逐一返していきました。
2017年には家庭の事情で一人暮らしをしなければならなかったので、なんとかして新しい職場を探してあてたのです。因みにそれが去年辞めた職場です。
因みに一人暮らしをしてから滅茶苦茶しっかり家計簿をつける習慣が生まれました。
マネーフォワードとExcelを駆使して、しっかり支出と収入のバランスを可視化しています。
勿論、今もつけています。
幸いにも家族の援助もありました。てか大半は家族の援助で返済できたようなもんでした。
一応言っておくと。家計簿をつけていた限りだと、ちゃんと返済が可能なぐらいには稼げてはいましたし、返済を優先して金の使いどころは考えていました。
まあ、つくづく情けないとは思いますがね。
この出来事を経て、自分の抱えきれない不安から、こんな行動をとってしまったことを深く反省しました。
借金を背負って自分が不貞腐れることも、まぁできましたがね。
それしても事態はなんも良くならないですから、無駄な行動です。
何より、また家族に迷惑をかけることになる。正直これがキツイ。
だから、ちゃんと生きていくために、もう腐らないように生きていくことを誓いました。
どんなにやらかしても、テメェのケツはテメェで拭くと、そう決めました。
結構赤裸々に語りましたが、まぁ役者を志す有象無象の中の、一つの現実としてとらえていただければ幸いです。
それでは。