どうも、りんです。
昨日投稿したPC云々についてですが、実はPC関連については前から語りたかった内容でもありました。
というわけでこの勢いに乗り、語りたいと思います。
今回はノートPCとデスクトップPCについて語っていきたいと思います。
デスクトップとノート
PCには大きく分けるとデスクトップPCとノートPCに分けることができます。
ノートPCは言わずもがな、折りたたんで持ち運びができるやつですね。
デスクトップPCは見た目は箱(ものによっては丸っぽかったりディスプレイと合体してたりしますが)にキーボードやらマウスやらを接続して使う、持ち運びができないやつです。
というわけでこの2つの大きな違いは「持ち運びができるか否か」になると思います。
そうすると当然持ち運びができるノートPCの方が利便性は高いですよね?
因みに電気屋さんのPCコーナーに行くと、置かれているPCのほとんどがノートPCです。
デスクトップPCもあるにはあるのですが、ディスプレイ一体型だったり性能の高いゲーミングPCだったりで、一般家庭で趣味程度に使うスペックのデスクトップPC本体は中々売られていません。
なので特に若い方だと、デスクトップPCはあまりなじみのない方もいらっしゃるかと思います。
「PCと言えばノートPC、そしてMacbookを持ってるやつが最強」という考えがありそう(偏見かな)。
デスクトップPCのメリット
ではデスクトップPCはオワコンなのでしょうか。
まさか、そんなはずはありません。
事実、私のメイン機はデスクトップPCです。私はPCで動画編集をするときはデスクトップでやっています。
ではデスクトップのメリットとはなんでしょうか。
本体価格がノートよりも安い
まず一つは価格です。
前回の記事の最後にチラッと触れたのですが、同程度のスペックのPCをデスクトップとノートとでそれぞれの最安値を価格ドットコムで調べてみたところ、ノートPCの方が約20,000円高かったです。
これは電化製品だとよくある話なのですが、基本的に小さい精密機械は高価です。ノートPCはあの小さいスペースにPCのパーツが詰め込まれているので、その小型化の技術にお金がかかっています。
なのでPCにおいて金がかかりやすい要素としては「性能」と「重さ」です。軽いノートPCは基本的に高いです。
とはいえ、デスクトップ本体だけだと勿論何にもできません。
ただ箱が鎮座するだけです。ディスプレイとマウスとキーボードを別に購入する必要があるので、初期投資だと値段はノートPCと変わらなかったりします。
逆に言うと、本体が壊れた場合でも本体だけ取り換えればいいので、本体に寿命が来ても取り換えやすいというメリットがあります。ディスプレイやキーボードやマウスはPC本体よりも寿命が長いので、持っておくと重宝します。
ノートPCだとそうはいかない場合が多いです。ディスプレイが壊れたとか、マウスパッドが壊れたとか、どれか1パーツが壊れただけで使い勝手が格段に落ちるし、なおかつ手軽に交換するわけにもいきません。
なのでデスクトップは持ち運びができない代わりに、長い目で見ると安く使えるという分かりやすいメリットがあります。
性能がノートより基本高い
値段が安いということとつながりますが、同じ価格帯でノートとデスクトップを比較したときにデスクトップの方が高い性能のものを買うことができます。
前述したとおりノートは小さいスペースにパーツを詰め込むという性質上、排熱効率がデスクトップより悪くなります。
実はPCのCPUは熱に弱く、熱をため込まないようにファン(扇風機みたいなの)などの冷却装置とセットになっています。なんとCPUは高温になるとパフォーマンスが落ちます。それに熱を持つとPCは壊れやすくなるので、PCの熱をいかに効率よく逃がしていくかというのも、PCのパフォーマンスの質を決める要素の一つなのです。
また、デスクトップPCは常にコンセントから給電されるために、ノートPCよりも高い電力パフォーマンスを行使することができます。
ノートPCのCPUの中には消費電力を抑えるためにスペックを制限している、ノートPC用のCPUが存在するぐらい、電力に関してはシビアです。なんせノートは充電式ですから、最大稼働時間を長くするために色々な工夫があるのです。
デスクトップPCはその心配がありません。なのでデスクトップに搭載できるCPUもノートよりもパワフルなものを採用することができます。
なので、同じCPU、インテルCore i5でもノートPCのソレとデスクトップPCのソレとでは、同じCore i5でも性能が違ったりします。スペックを気にするのであれば、CPUの型番を調べた方が良いでしょう。
ノートPCのメリット
細かい点はいくつかありますが、デスクトップのメリットは上記2つに集約されるでしょう。
ではノートのメリットはどうなのでしょうか。
持ち運びができる
最大のメリットはやはりこれでしょう。
家以外の場所で作業をすることができるのは非常に魅力的です。気分を変えて作業するときにはノートを持ってカフェに行くなんてこともあるでしょう。
因みに私が使っているノートPCは、重さが1kg程度です。経験談ですが、これ以上重くなるとバッグに入れて持ち運びする時に苦労するので参考にしてください(1kg程度でも肩が痛いです)。
ただ、どれだけ重くても持ち運びができないわけではないという点がデスクトップとは大きく異なる点です。高いスペックで重いノートPCでも、車に詰め込んで運搬し出先で作業するなんてことも出来ます。
ノートを買うだけで完結するのでめんどくさくない
中にはマウスやキーボードなどを選んだり、周辺機器を別途買うというのが面倒くさいという方もいらっしゃいます。
ノートPCはこれ一個で完結しており、別の周辺機器を買わなくても使うことができるので、分かりやすさで言ったら間違いなくノートの方が上でしょう。
ノートとデスクトップの使い分け
ではノートとデスクトップ、どちらを買った方が良いのでしょうか。
これに答えはありません。状況に合わせて選ぶのが最適解です。
最適解があるとするなら、ノートとデスクトップの両方を持っておくことでしょう。
2台持ちのメリットはいくつかあります。
まず1つにノートとデスクトップのそれぞれの良さを使い分けることができるという点。
両方持っておくと、家にあるデスクトップPCで重たい作業をやり、外出して作業するときはノートを持ち運んでカフェなどで軽い作業をこなす、というように使い分けをすることができます。
例えばSteamなどのPCゲームは家にある大画面のディスプレイに繋いだハイスペックのデスクトップPCでやり、文書などを作成するなどの軽い作業は持ち運びができる軽いミドルスペックのノートPCを使う、というように使い分けをすると、それぞれのPCの持ち味を使いわけられます。
次にに壊れたときでも片方のPCでカバーできるという点。
まず言っておきますが、PCは壊れます。壊れるまで使うか、壊れる前に買い替えるかの2通りしかありません。
そしてPCというものは寿命以外にも壊れる要素が多分にあるのです。ある日突然使えなくなった、なんてことはさして珍しい話ではありません。私も何度か経験があります。
PCが壊れたら何も仕事ができなくなる、という状況は避けたいですよね。なのでPCを2台持っておくことはリスク回避の策として一番合理的です。
最初はノートからで
それでは、これから初めてPCを買うという方はノートかデスクトップのどちらを買えばいいのでしょうか。
個人的なオススメはノートPCです。
やはり持ち運びができ、周辺機器を買わなくていい方が入門としては分かりやすく、かつ入りやすいでしょう。
普通の大学生であればそこまで高いスペックを要求することは少ないでしょうし。
ただ、高いグラフィック性の持つ重たいPCゲームをやりたいという方でしたら、デスクトップのゲーミングPCの方が良いかなと思います。外でもそのゲームをやりたいのであればノートになっちゃいますが、快適にゲームをするのであればスペックにこだわって本体や周辺機器を選んだ方が良いでしょう。
というわけで、参考にしてみてください。
それでは。