どうも、りんこと吉田光です。
久々のブログ投稿です。いやぁほんと、日々に追われて中々かけないですね。ん?Twitterはマメにやってるじゃねぇかって?ソッスネ…。
5月に舞台に出ます
さて、先日このブログでもお知らせしたとおり、私今月末に舞台に立ちます。
舞台の名は「歩」。将棋の歩なので、「ふ」と読みます。「あゆむ」じゃありません。
あらすじはこんな感じです。
会津城が落城し戊辰戦争に敗北し、再起を期す大鳥圭介は身を隠して逃亡中だった。逃亡中に立ち寄った温泉宿で、圭亮は転戦の疲れで湯疲れをし倒れてしまう。そんな圭介を助けたのは戊辰戦争に買った新政府軍総司令・九条道孝であった。苦情も戦の疲れを癒すためにこの宿に宿泊していた。助けてもらった縁で圭介は自分の身分を隠しながら、九条が好きな将棋を指す事になる。将棋を指しながら、圭亮は九条とこれからの日本について論じる事になるのだが…
というわけで時代物です(もしかして初めてなんじゃなかろうか…)。
このあらすじを見て、こう思いませんか?「面白そうじゃないか?」と。少なくとも私は思いました。
時代の大きなうねりの中で、ひょんなことで出会い将棋を指すことになった総大将同士。
これでドラマが生まれないわけがない。
実際に読んで凄く面白かったです。因みにこの作品、「第5回 せんだい短編戯曲賞」の最終選考作品の一つでもあります。
ただ残念。私はメインの出演ではないので、大鳥も九条も演じません。
今回、私はアンサンブルとしての出演です。アンサンブルなんていつ以来だ…10年前に出たミュージカル以来かな…。
ここでのアンサンブルがどういう役なのか。
実はまだ具体的には決まっていません(笑)
これから創るのです。
元々この台本にアンサンブルらしいアンサンブルは存在しないのですが、今回この舞台を演出する早川紗代さんの意向でアンサンブルを設けることになったのです。
紗代さん曰く、この舞台のアンサンブルとは「民衆」。
メインの二人は人を動かす軍師です。そんな人を動かす人に動かされる民衆、そういったポジションです。
会津藩の人々の戦い
そんなわけで戊辰戦争と会津について触れてみようと思ったので、今日資料目的で本をKindleで買いました。ぶっちゃけ今まで資料を買う的なことはしてなかったかもしれません(時代物は初めてなので…)。
題して「偽りの明治維新」
中々キャッチーなタイトルですね。
というわけでさっそく読んでみた…のですが、正直飯時に読むもんじゃなかったです。10%ぐらいで読むのを中断しました。
そこに書いてあったのは、必死に官軍と戦った会津の人々の記録でした。
あまりにも凄惨な事実がそこにありました。
こういった読み物に書いてあることが全て事実だったのか。
それは正直分かりません。なのでここではその詳細については書かないことにします。
ただ前述した「飯時に読むもんじゃない」という言葉で、内容はなんとなく想像していただけたらと思います。
これが本当に全て事実だったのであれば…。
歴史って怖いですね、知られなきゃそんな事実はなかったことになってしまう。
この舞台をやらなかったら、私は知らないまま生きていたことでしょう。
もしよろしければ、お手にとってみて下さい。
お楽しみください
前述したとおり、時代物は初めてなので、芝居のために資料を初めて購入しました。
そもそもこの作品が会津藩の人々の辛さをメインテーマしているわけじゃないので(そのはず)、どの情報を拾うべきなのかは難しいなぁと実感しました。
ただ、知ってるのと知らないのとで大きく違うな、と。
それは身をもって実感しました。多分、私の今後の稽古の臨み方は変わると思います。
というわけで、是非この舞台をご覧ください。
情勢は向かい風ですが、当然感染症対策を講じて行います。
良い舞台になると思いますので、是非。