どうも、りんこと吉田です。
今日から子どもミュージカルSKYの「Out of Time ~少女と時の花~」が本番となります。
やれることが奇跡
最近、本当に切に思うのが、もうこのご時世舞台公演をやれること自体が奇跡である、ということです。
現在、2021年8月7日。東京オリンピックが間もなく終わろうとしている最中です。
コロナウィルス、特にデルタ株と呼ばれる変種の猛威がすごくて、東京の感染者数はこの間5000人を超えました。
各SNSを見ると関係者の中でコロナ陽性者が出て中止になるイベントが、本当にたくさんあります。
いや本当に。毎日3つぐらいの中止報告はTwitterで目撃します。
私の尊敬する舞台演劇団体様でも陽性者が出ており、「えっ、この劇団でしかもこの役者さんが陽性者って…気を付けてないはずがないのに…」と心底驚いたこともあります。
なので、冗談でもなんでもなくやれること自体が奇跡なんです。
こんな時だからこそ伝えたいことがある
舞台演劇というのはそこにお客さんがいるからこそ成り立つ芸術です。
それは舞台の向こうの客席だったり、画面の向こうだったり、ご覧いただくお客様がいてこそのものです。
なぜ我々が人前に舞台に立っているのか、その問いかけの答えは各々あるとは思います。
私はなぜ立っているのかは、どうしようもなく人前に立つのが好きだからです。
そして何より私は物語を愛し、その物語の良さを伝えるのが好きです。
いつの世も物語というのは不変であり、世が乱れていようが物語が変わることはありません。
変わるのは受け取る側である人の方です。
だからこそ、世が乱れている時だからこそ伝えたい物語があると、最近私は思っております。
この作品はSKYメンバーである子ども達、そしてとても優秀な講師陣、精力的に手伝っている大人たちとそれに甘んじている私(笑)とで創り上げた作品です。
見に来てくれた方々の心のに立ち込める灰色の暗雲に鮮やかな虹を差し込められるような、最後はほっこりするような作品になっています(そのはず!)。
見に来てください!
と中々言いにくいご時世でありますが、それでも沢山の方々にご来場いただける予定です。日曜日は満席、本日も残席わずかとなっております。
ご覧になるのが難しい方が大半かと思いますが、心の中でそっと応援していただけるだけでも、万の味方を得た思いです。
あつかましいことですが、どうか共に無事に公演が終わることを祈ってほしい、とお願いしたいのです。
どうか、よろしくお願い致します。
それでは、これから最終調整です。行ってきます!
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