どうも、りんこと吉田光です。
「虹の彼方で待ってるよ」、絶賛稽古真っ最中です。久々の舞台ということで気合が入っとります。もっと良くできるなぁと思いながらやっとります。
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さて、そんな最中で、最近の演劇にまつわる活動をチラリとこぼしたいと思います。
オーディションに受けるのが怖かった
今回の「虹の彼方で待ってるよ」はオーディションに合格して出演するに至った作品です。実は、こういうのはあんまり多くないです。
そもそもオーディションに受けるようになったのが最近なのです。それまでは人伝というか、「申し込めば誰でも参加できる」的な雰囲気出している企画にばかりでした。「オーディション」という名目の、みたいなのは普通にありますからね(当然そういうのが全て悪い企画ということではありませんが)。
ありがたいことに出演のオファーを頂いたこともありますが、それも片手で数えられる程度です。いただけるだけありがたいので数がどうのこうの言うのはお門違いなんですけども…。
私は2017年まで劇団しおむすびという団体に所属しており、そこでは主に即興演劇(インプロ)をやっておりました。インプロ業界というのはですね、暖かいんですよ。居心地がよくってついつい長居してしまう、みたいな。劇団や業界が悪いと言いたい訳では当然ないんですが、インプロに甘えてしまって活動の範囲を狭めてしまっていた過去があります。
具体的に言うとオーディションに受けるのが怖かった。落ちるのが怖い、否定されたように受け取ってしまう、自分の実力が足りないと思ってします、まぁそんな感じで。
応募するようになった今でも怖くないわけではないんですが、沢山応募したら慣れましたね。慣れて良かったなと思います。
そんな中、転機が訪れました。
オーディションに応募するように
2020年に演劇ワークショップ「play room」に参加しました。長期のワークショップで、クラスみたいな感じで行われていたので、同じく参加した役者と仲良くなれました。
そこに参加する役者さんは色んなバックボーンがあれども、たいていが小劇場業界という背景を背負っていました。そういう人が私の周りに居ないことは当然ないんですが、こう同志というか、一緒に演劇を勉強するような人はあんまりいませんでした。インプロばっかだったんで。
そして、play roomに居た役者さんはアグレッシブな人が多かったです。オーディション受けて舞台に立つ、みたいな感じで。それに感化されて、オーディションに受けるようになったんです。振り返ったら、この「play room」は転機ですね、本当に。良いつながりだと思います。今となっては運営スタッフやってるし。
ただ、もう受からねえ、マジで
いや、あのね、そういうものなんですよ、オーディションなんてのは。どの役者に相談しても大抵こういわれます。
受からない日が1年過ぎようとしたさなかに決まったのが「虹の彼方で待ってるよ」でした。
嬉しかったですよ、本当に。「出れるんだ!」と。受からなかった日々は結構心にキましたからね。アイデンティティ揺らぎますから。
次回出演予定の舞台演劇は無し!
ただ、これ以降の舞台出演の予定は決まっておりません。
いや、実はボイスドラマ的なものに出演することは決まっています。ただもっと出たい。でも簡単にはオーディションに受からないという現実は変わりがありません。いやぁ、厳しいなぁ本当に。しょうがないんですけどもね。
勿論ワークショップなどで演劇を創ることは可能ではあります。ありますが、私は公演を一番重視します。世間に発表することを重視したいのです。それ以外は演劇じゃないなんて尊大なことは言いませんが、公演に出たい。
こういう書き方をすると舞台限定みたいな感じに思われますけども、ボイスでも映像でもメディアは問いません。ただ1つ贅沢を言わせていただきますと、「面白い作品」に出たい。だからチャレンジするしかないのです。
というわけで、まだまだ臥薪嘗胆の日々は続きそうです。
とにかく今は目の前の稽古に集中したいと思います。人沢山呼びたいし。
まぁそんなこんなで、愚痴でございました(笑)
あー出てえなあ。もっと名を広げたいなあ。