大正から昭和にかけて活躍した横光利一の名作「機械」を舞台化。
「私」はとあるきっかけでネームプレート製造所に勤務することになった。
始めは楽に思えたその仕事は劇薬に満ちた穴のようなところで、「私」の体を侵していく楽ではない職場だった。
だが「私」は自身の意地と製造所の主人の奇妙な人柄にひかれて働き続けることを決める。
製造所の主で奇妙な人柄の「主人」
製造所に忠実な職人「軽部」
他の製造所から現れた職人「屋敷」
そして「私」
この奇妙な人間関係は、どこかで働く機械のように確実な仕組みを持っているように、私は思えたのだ。
「作中の人物はネエムプレエト工場の骨組みと合体して機械のように運動する」
by.小林秀雄(文芸評論家)
原作:横光利一「機械」
脚色:吉田 光
出演:吉田 光
アポックひとり芝居フェスティバル『APOFES2019』出展作品
公演日時
2019年
1月11日(金) 20:30~
1月19日(土) 19:00~
1月26日(土) 16:00~
※上演時間は40~50分程度です
※ご予約はこちらにて上記の上演日時から選択してお申し込みくださいませ。
料金
1,500円
※APOFES全体で割引チケットをご用意しております
1.出展作品5公演チケット5,000円(1公演1000円)
2.自由観劇チケット8,500円
場所
APOCシアター
(小田急線千歳船橋駅より徒歩約1分)
※アクセスはこちらより