ども、りんこと吉田です。
いやぁー、時が経ちましたねぇ笑
ブログ立ち上げてから1ヶ月が経過しました。ガンガンブログ更新できる人とできない人の両方がいますが、私は出来ない人のようです。
とはいえ、あれですよ?
あたし、HSP Diaryというサイトも立ち上げてるので、実質この1ヶ月に9つぐらいの記事は上げてるんです。
なんや、意外と働き者やんけ。
さてさて、そんなことはさておきですね。
昨日(6.8)の朝7時から行われる座禅会に参加してみましたので、そちらについて綴ろうかと。
広尾にある香林院の座談会
「東京 座禅会」とググると確実に出てくるのが、東京の港区にある香林院です。広尾駅から徒歩5分ぐらいのところにあります。さて、こんな書き方をすると、「港区…!?そんな都会のど真ん中に…」なんて思う方もいらっしゃるかと思いますが、広尾は結構閑静な感じで、高級住宅街みたいな雰囲気を醸し出しているところです。まぁ交通量は多いですが。
割と閑静な高級住宅街の中に埋もれているのがここ香林院です。
この重厚感。いやぁ醸し出していますねえ。
流石にお寺の中を撮影するわけにもいかないので外観だけです。
この香林院では、平日の朝7時~8時、日曜の17時~18時の間に座禅会を開催しています。
出勤前に立ち寄るサラリーマンだったり、外国の方だったり、様々な人が訪れています。
さて、そんな早朝に行われるこの会に私も参加してみました。
座禅会に行こうとした経緯
さて、そんな私、りんちゃんが座禅会に赴こうとした理由なんですが、これはインプロ(即興演劇)をやっている人からすると実は自然な考えなのです。インプロの父と言われているキース・ジョンストン氏は積極的に禅の精神をインプロに取り入れています。
台本がない状態で相手と関わるインプロにおいて、実は自分の発想が邪魔になったりすることもよくあります。相手とより密接にかかわることをするために、自分の中にある余計なものを置いておく必要があります。
実はそんな話を18歳とか19歳の時には聞いていたのですが、中々訪れる機会もありませんでした。
ただ、HSPは良くも悪くもいろんな情報が自分の中に入ってくるという性質を持ち、更にはいちいちその情報にインスピレーションを受けて勝手に想像や妄想が膨らんだりするので、あらゆる感覚が闇鍋のようにごった煮になることが良くあります。
HSPを自覚してしばらくしたときに座禅を思い出し、ちょっと体験してみたいと思いが強くなってきました。
いざ、座禅会へ
さて、座禅会に行くと予定した6月8日の前日、6月7日の私りんちゃんなんですが、ちょっといろいろあって夜更かししました。
7時に間に合うためには5時45分には家を出なくてはなりません。もう0時を過ぎているこの状況。
馬鹿かな?
と思いながら、「まあなんとかなるだろう」と思い睡眠。一回4時45分に置きましたが流石に睡眠時間が足りんということで二度寝し、5時半に起床。急いで準備をして5時45分に家を出て、6時50分には広尾駅に到着しました。
さて、この時点でかなりボーっとしています。結局5時間前後しか寝ていないので(6時間以上寝ないときついのがりんちゃんです)、ぶっちゃけ無理しています。
だがしかし、最近の私の信条は「結局は行動するか否かの白と黒なのだ」という感じなので、気合入れればなんとかなる精神で座禅に臨みました。えぇ、これが地獄の始まりでした
座禅にて行われる自己の戦い
香林院の座禅会はとても簡易的なもので、事前の説明もなく時間になったらチーンと鈴が鳴り、座禅を始める。25分ぐらいしてまたチーンと鳴るので、座禅を止める、といったものを2回繰り返します。
※因みに必ずしも2回やらなくてはならない、というわけではありません。1セットだけやって帰る人もいますし、休憩時間中に入ってきて後半戦だけやる、という人もいます。
さて、座禅とは何か。以前、インプロの指導者である今井純さん曰く、「常にその場所に居ることを続ける」というもので、座っているという行動を常にし続けるのです(と私は解釈しました)。
形で言えば目をつぶって座布団に座って胡坐をかいて手を輪の形に組んで25分間座り続けるだけです。
これだけ書けば簡単じゃないかとお思いかもしれません。
とんでもない!!
かなりきつかったんです!!
その理由に、私は睡眠不足を気合でごり押していた、という背景があったからです。
座禅をしたら10分もしないで化けの皮が剥がれると思ってください。
事前に入れていた気合なんて10分もすれば吹っ飛びます。
何もしないことをするほどきついものはありません。
寝不足な状態で、姿勢を崩さずにじっとしていると、体のゆがみがきつさとなって自分に襲い掛かります。
そしておなかも鳴ります。飯をよこせと。
そして寝不足なので当然眠気も襲い掛かります。
この3重苦をひたすら受け流し続ける25分間でした。
因みにりんちゃんは2回目の座禅タイムの時にもう耐えきれなくなり、目をカッと見開いてしまい、そこから「早く終われ早く終われ」と念じ続けました。「無我なんて知ったことか!」と思わんばかりのやけくそです(笑)
気合入れても結局、化けの皮ははがれるものだ
さて、そんなきつい時間を過ごしましたが、結論から言うと座禅会にいってよかったです。
気合を入れることが癖になっている人におすすめだと言えるでしょう。
さて、これでもいろんなことをやっていろんなことに挑戦してきたりんちゃんですが、いろんなことをやっているとどうしても気合を入れなくてはならないときはやってきます。「こなくそお!」と踏ん張らなくてはならないときは何度も訪れ、それを何度も乗り越えてきました。
ただ、気合を入れているときというのは、結局自分の中の何かを消費しているのです。
どこかでガタが来たり、散財・飲酒・喫煙・大食いなどで消費したものを取り戻そうとするんです。
座禅をやることで、自分の中にある核ともいえる部分を覆う社会的な層。ちょっと背伸びしている、ちょっと無理している表層的な部分が垢みたいにどんどん剥がれ落ちていきました。座禅というのは気合を入れてやるもんじゃない。いや、別に気合を入れてもいいけれども、それでは座禅を乗り越えられないです。なぜなら、自分の核がむき出しになるのだから。
そういう意味では、終わった後にすっきりしましたね。
体の中には疲れが渦を巻いてやばかったのですが、やってみて良かったと思います。
気合を入れがち、がんばることが癖になっている人はやってみることをお勧めします。
私も、ちょっと無理しなくなったんで。
それでは。