雑記

「青ブタ」で描かれた青少年のSNS事情

     

どうも、りんです。

ようやく暖かくなりましたね。いやー春になりましたわ。
GWどうします?(笑)
10連休て(笑)
どうしようほんとに(笑)
でも仕事をするのは癪なので、なんか予定を作ろうと思います。芝居関係がいいなあ~!!誰か誘ってくれ(笑)

最近、私にラブコメブームがきている

さて、話は打って変わっていきます。
実を言わなくても私、いわゆるヲタクと呼ばれる人種でして。「dアニメストア」に登録してアニメをみるようになりました。
特に今まで見てこなかったラブコメ系のアニメを見ています。見てきたのは、

・寄宿学校のジュリエット
・かぐや様は告らせたい
・青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

めぼしいものは以上3点です。この中で特にいろいろと思うものがあったのが「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」、通称「青ブタ」です。この作品で描かれた青少年とSNSの関係性は興味深いものがあったので綴っていこうかと思います。

「青ブタ」とは

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
※画像引用元:https://dengekibunko.jp/special/aobuta/
「青春ブタ野郎シリーズ」とは電撃文庫で出版されているライトノベルと呼ばれる小説シリーズです。

2019年4月にて全9巻発売されており、2018年10月よりアニメ化しました。更に今年6月に映画化も予定されている、HOTな作品の一つです。
因みに私、アニメ全部見た後に、その続きとなる小説4冊全部買って読みました。日本文学科の大学出身のこの吉田光がラノベにはまるというのはちょっとした珍事なんですぜ。

ストーリーは、まぁ電撃文庫のホームページから抜粋しましょう。

――ねぇ、キスしよっか。
そう言って僕をからかってきた彼女は、しばらくして僕の前から消えてしまった。 図書館にバニーガールは棲息していない。その常識を覆し、梓川咲太は野生のバニーガールに出会った。しかも彼女はただのバニーガールでない。咲太の高校の上級生にして、活動休止中の人気タレント桜島麻衣先輩だったのだ。数日前から彼女の姿が”周囲の人間に見えない”という現象が起こり、図書館でその検証をしていたという。咲太は麻衣に協力する名目で彼女とお近づきになるが――?海と空に囲まれた町で、僕と彼女の恋にまつわる物語が始まる。

貼り付け元:https://dengekibunko.jp/special/aobuta/

という感じです。上記の「”周囲の人間に見えない”という現象」というのが、この作品の重大な要素です。
この作品で起こる不思議現象を総じて「思春期症候群」と呼ばれています。

「他人の心の声が聞こえた」「誰かと誰かが入れ替わった」など、多感ゆえに不安定な思春期にだけ起こるという不思議現象、それをだれが呼んだか「思春期症候群」といつの間にか名付けられた。

という設定です。あくまでネットのうわさレベルなので、実際にそれを体験した人はいない、と言われている中で、作品の主人公は数々の思春期症候群に関する事件に巻き込まれていきます。

この思春期症候群というのが、うまいこと思春期の繊細な心理を描いていて、個人的に好きです。
優秀な姉への負い目を「お姉ちゃんになりたい」と捉えて、外見が入れ替わる思春期症候群を起こったりなんてこともあります。

ん?お気に入りのキャラクターは誰かって?双葉ですね。
身体的特徴よりも、ああいうめんどくさい女子がなんか好きになっちゃうんです。あーあ。

SNSに振り回される女子学生の描写

さて、あらかじめ注意喚起しておくと、これから先の文章はあくまで、私一個人が思ったことを書き記しています。
「今、日本の女子はこうなっている!」なんて捉え方をしたら、それは私の文章力が拙いせいです。あらかじめ謝っておきます。すみません。
あくまでこの作品を通じて私が感じたことを以下に記していきます。

物語の中で、古賀朋絵という高校一年生が登場します。
青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない
※画像引用元:https://dengekibunko.jp/special/aobuta/

上の画像の子ですね。可愛い。
古賀ちゃんは九州の中学からから東京の高校にやってきた子で、東京の同年代の女子の中に溶け込もうと奮闘します。

主人公と会話する時にもスマホの通知がなったらすぐに返信をする古賀ちゃん。主人公は高2なので古賀ちゃんからすれば先輩に当たります。話している途中でスマホを弄られたら、主人公は当然いい顔をしません。
古賀ちゃんは自身の行為が悪いとは思いつつも、返事を返したらすぐに主人公の方を向き会話します。

ここでの描写で、私は「あっ」となりました。私の心は突き刺さされました。「なんで今まで気が付かなかったんだろう」と思ったのです。

前述した通り、古賀ちゃんは地方からやってきた女の子で、周囲に溶け込もうと一生懸命です。
芋臭い自分を変えるために雑誌を読んで服を変えて、髪型もイマドキに変えました。そして周りの子達と合わせるために、友達とSNSで盛り上がった話題や動画はすぐに見聞きして、会話のスピードについて行くために必死になります。

女子高生という女子特有のグループ主義が、生活の明暗を分けるほどに重大な要素となる中で、スマートフォンというのはある意味で武器であり、SNSは戦場といえるのではないでしょうか。

話題について来れなかったら負け
既読スルーした瞬間にハブられる

女子高生生活において「ハブられる」ということがどういう意味を指すのか。まぁ、ある意味で死を指しますよね。というか、「死」と認識しているかのように行動しているように私は見えたのです。
ある意味で、「独り」になれる時間がない。
クラスが終わってバイバイではなく、SNSという第二のコミュニケーション環境でコンタクトを続けていく。一人になる時間なんてない。

劇中でも古賀ちゃんは、「とにかく周りのスピードについていかないと…」というような旨のセリフを何度か吐露してます。

また主人公の妹は中学1年の時に、SNSで既読スルーしただけでいじめのターゲットになり、外に出られないほどの精神的ダメージを負いました。妹も思春期症候群を患っており、その症状は精神的ダメージが肉体へのダメージとなって現れます。まさに、心の傷の具現化。

というわけで、この作品ではSNSに振り回される女子学生の描写がいくつか見受けられるのです。
因みに主人公はSNSにおびえる妹のこともあり、自らスマホを海に投げ捨てたのでSNSもなにもなく、連絡手段は家の電話のみ。これもスマホから手が離せない古賀ちゃんとの対比になっています。

彼女たちが置かれている状況と昨今のSNS事情

さてさて、そんな中で周りの女子を見て見て下さい。スマホとにらめっこしている人が多数だと思います。「あんま良くないよそういうの」と正論を吐くことは簡単にできます。
ですが、この大量に情報が世に出て、凄まじい勢いで新しい情報がちぎっては投げちぎっては投げので目まぐるしく変化するこの情報社会において、女子高生の文化は昔とまるっきり変わっており、その変化するスピードは20代半ばの私ですら正直あきれてついていけないレベルです。

私は今26歳なのですが、私が高校生の時はまだガラケーでした。
私が高校卒業したぐらいに学生がスマホを持ち始めました。2011年です。スマホを持ち始めた学生が何をやるかというと、Twitterです。今まで、1:Nに情報を広める手段はmixiか掲示板でしたが、これがTwitterに置き換わりました。1:Nのやり取りはTwitter、1:1はメール・SMSという状況でした。

その2年後、私が大学3年の時ぐらいにLINEがはやります。2013年です。ここから「既読地獄」が始まります。私の2個下の、当時の大学1年の後輩たちが交換する連絡先がすべてLINE交換でした。彼らが高校時代にはすでにLINEが身近にあったのでしょう。ここで1:1のやり取りがすべてLINEに置き換わりました。

そして2016年から2017年あたりに、1:Nの交流がTwitterからInstagramに置き換わりました。インスタは画像投稿がメインのSNSなのですが、一番のポイントが投稿する写真を加工できるところです。スマホでパシャリと撮った写真がちょっと加工するとおしゃれになり、おしゃれな自分として演出づけることができます。これが瞬く間にはやり、更にインスタでいい写真を撮るために撮った写真の人物の顔をプリクラのように盛れるカメラアプリが次々と開発されました。これが若者だけでなく主婦にもヒットしてます。

いいですか?私が高校を卒業したのが2011年から2019年の今にかけて、連絡手段が3回も変わっているのです。
※Twitterや掲示板などが完全に置き換わったわけではありません、今でも普通に使われていますが、昔ほどの勢いはなくなったのではないのでしょうか。

さて問いかけましょう。ついてこれます?この変化に?
現代を生きる私ですらこの変化は辟易しますよ(笑)
Instagramが台頭し始めたときにはもう「また新しいのが出たよ…」とあきれました。まあ役者なんてことやってるとPRで使わざるを得ないんでインスタも使ってますけどもね。

ただ、この「流行」というものについてこれないと花の女子高生生活が詰む恐れがあるんですよ。
昔からそうなんだと思うんですが、最近は流行の変化が非常に速い。SNSで情報は簡単に共有できる時代になったので、情報の広まるスピードは格段に速くなりました。

更に、学校が終わったら1人の時間に没頭できる、なんてことは今の時代やりにくい、というかほぼ不可能になってきました。離れても繋がってしまうSNSの到来により、学校が終わったあとにSNSが第2のクラスルームとして活用され、女子の関係性はかつてと違う形になってきている…ような気がします。

いや、そう考えないと、周りにいる女子が根っこでも生えてるんじゃいないかと思えるほどにスマホを手放せない理由がない気がするんですよね…。これ気のせいですかねぇ。

まあ話は置いといて、SNSで正直良くねぇなと心底から思うのがSNSって簡単に人を仲間外れにできるところです。簡単ですよ、アカウントをブロックするだけで孤立させられますから。
あと、SNSって簡単に悪口をかけるんです。いろんな悪口が溢れかえってますよ。学校の愚痴、先生の愚痴、バイトの愚痴、サークルの愚痴、職場の愚痴。簡単に投稿できます。顔を見ないままに自分の言いたいことが言えちゃうので、無法地帯の所はヤバいです(笑)
いや、ほんとにびっくりするぐらい、簡単に人を傷つけあってますよ。SNSの魔力でネット弁慶状態になってるのに気付いていない子は非常に多いです。ぶっちゃけ、

なぜ気づけないかというと「周りがそうしてるから」です。先生も実際にSNSのタイムラインを見て指導することなんか出来ないので、無自覚ネット弁慶状態は治ることなく継続していきます。Twitterを8年とか付き合ってる私ですら気を付けないと変なツイートしちゃいます。それほどまでに、SNSというのは弁慶化させる魔力があるのです。

なので、学生の人間関係の中心がSNSになってる状況って、個人的な意見を述べさせてもらうとけっこう危険なんじゃないかなと思ってます。いや、便利だし一切使わないのも勿体ない感もあるんですけど、大量の情報に振り回されちゃうのも考えものなんですよ。

学生よ、外を見よう

まぁ長々と書いた上で何が言いたいかと言うと、SNSに辟易してる学生はもっと外を見た方がいいってことです。私のように、「ついていけねえよ…」となっている大学生、いや高校生、はたまた中学生はいると思います。

ではどうすればいいか。非常にシンプルな話です。学校外に逃げれば良いんです。学校という環境で無理に戦って疲弊して華の青春時代を灰色にするぐらいだったら、自分の居たい環境にいて頑張る方がはるかに建設的な時間の過ごし方だと、少なくとも私は思います。

学校に演劇部が無かったらネットで調べて自分でも参加できる環境を探せばいいし、野球が好きだけど自校の野球部が強すぎて入るのにしり込みするのなら草野球チーム調べて門をたたけばいい。
公共施設に足を訪れると、意外にも公募してるサークルは少なくないですぜ。
※もちろん学校外だと多少のリスクはあるので、入念に調べた方がいいし、親に黙ってやるのは辞めましょう。

というわけで、実際に学生時代に学校を飛び越えた外部団体に参加して活動していた子に対してインタビューする、なんてことをいつかやろうと思います。いつやるかって?暇ができてからですね…。まぁでも、夏ぐらいには1本ぐらい上げようかなと思います。

まずは私の古巣関連で探すんでインプロや演劇業界と偏ってしまいますが、もし「学生時代に○○やってました」なんてことでインタビュー受けてみたいという人がいたら連絡ください。問い合わせフォーム作っとくんで。

それでは、長文かつ駄文にお付き合いくださいましてありがとうございました。